慎重すぎて行動できないのは短所?慎重さが「強み」になる理由4選

自己肯定感を育てる

慎重な性格の人は一度悩みを持つと不安や心配事が増えて、なかなか前に進めない人も多いのではないでしょうか。

「でも」「だって」が口癖で、そこから続く言葉は「自分に対する言い訳」もしくは「否定的な言葉」しか出てきません。

人生は1度きりです。言い訳ばかりで行動できないまま終わってしまうのは寂しすぎませんか?

この記事では慎重な人の特徴を「強み」に置き換えて前向きになってもらおう!という内容でお伝えしたいと思っています。

「強みに置き換えるなんて、そんな事できるの?」と思ったそこのあなた!

できます(笑)。簡単に前向きに変換できます。

ストレングス・ファインダーで「慎重さ」が1位だった私が、慎重な人の「長所」を解説します。

この記事のポイント
  • 慎重な人の特徴
  • 慎重な人の特徴は長所に置き換えられる
  • 慎重な人の長所まとめ

慎重さは長所になる

失敗するのが怖い

リスクに対する不安が強い

慎重な人は不安や警戒心が非常に強いです。

「もし〇〇だったらどうしよう」と常に最悪な事態を想定しているので、万が一に備えるため保険をかけておきたいと考えています。

そのため想定外の事態になった場合でも落ち着いて対応できるのです。

心配性、神経質

慎重な人は「急ぐより確実に」を重視します。間違いや判断を誤る事が怖いのです。

人からはよく「考えすぎ」「もっと気楽に」と言われる人も多いのではないでしょうか。

些細な事まで気になりだしたらずっと悩んでしまいますよね。

心配性や神経質な性格は「注意深さ」につながります。

細かいところや人が気が付かないところを見つけるのが得意なので、唯一無二の存在になれるはず、と私は思っています。

過去の失敗をいつまでも引きずる

慎重な人は、失敗をするとかなりヘコみます。

「失敗したら誰でもヘコむでしょ!」と思われるかもしれませんが、慎重な人は事前に失敗しないための検証を何度も行っています。

それでもミスする事はあると分かっていても「あれだけ準備したのに、なぜ、どうして?」といつまでも過去の失敗を引きずります。

二度と失敗したくない、同じ過ちを繰り返したくないという思いが強いです。

一度ミスをすると、その原因をよく分析し、次に活かそうとするので分析力、学習力が高いといえます。

柔軟性に欠ける

突発的な事態に弱い

慎重な人はイレギュラーな事態になることを防ぐため、できるだけ「想定内」に収めたいと思っています。

それは突発的な事態になるとオロオロして平常心でいられなくなってしまう、という自覚があるからです。

周りからは臨機応変に対応できない人だと見られがちです。

かりひめ
かりひめ

自分では計画も想定もしているから「臨機応変」に対応できるはず!と思ってます。←ただ認めたくないだけです(笑)

そこで複数のパターンを事前に想定し、前もって準備をして不安を減らそうとします。

入念な準備を怠ら仕事が丁寧なので失敗を防ぐことができるのです。

考えてから動く

慎重な人は「まず動く」より「まず考える」が基本姿勢です。

「やってみて失敗する」より「事前に対策しておく」ことに安心感を感じます。

「まず動く」ができれば一番いいのですが、慎重な人にはハードルが高いですよね・・・

行動できるように「まず計画を立てる」でも私は良いと思っています。

慎重な人が動くためには心と身体の準備が必要なので、自分が納得できる計画を立てることをおすすめします。

計画を立てるのは得意なので、身近な人にサプライズな計画をしたら喜ばれると思いますよ。

かりひめ
かりひめ

私はサプライズな計画で友人を驚かせた事があります☺️

どうしたら友人が喜ぶかを熟知しているので、簡単ですよね(笑)

物事を一人で抱え込んでしまう

慎重な人は「迷惑をかけたくない」「信頼を失いたくない」という気持ちから、物事を一人で抱えてしまう傾向があります。

人に頼るのが苦手なので、何でも自分でやろうとします。

そうなると人の意見が受け入れられなくなったり、自分のやり方に固執してしまうので柔軟性が失われてしまいます。

一方で「自分がやらなければ」と思う事は責任感が強いともいえます。

人に頼りつつ、でも人に依存するのではなく自分の責任も果たそうと努力する、そんなバランスの良い人間関係を目指したいなと思っています。

かりひめ
かりひめ

私は人に「お願い!」って言えない性格なので、本当に困って一歩も前に進めない時は「人に頼る」と決めています。自分の中で「基準」を作っておくといいですね。

決断に時間がかかる

優柔不断

慎重な人は不確かな状態では決められないので、判断材料が揃うまで結論を出しません。

自分が納得できる情報に出会うまで徹底して調べようとするので、決断までにとても時間がかかります。

情報をたくさん集めることで選択肢が増えて正確な判断ができるので、人から信頼されやすいといえます。

かりひめ
かりひめ

情報量が多すぎると消化しきれず疲れてしまいますので、たくさん集めたなかで参考にするのは5つまで、など決めておくとよいですね。

ありもしない事を考えてしまう

慎重な人は最悪なシミュレーションを頭の中で何度も繰り返しています。

今のうちに最悪なパターンになった時の予行演習をしておけば、それより悪くなることはないだろう、今が底辺(と仮定して)なら後は良くなるはず、と考えています。

また最善の選択肢を見つけるために、複数の選択肢や結果を比較・検討しています。

あらゆるパターンを想定できるのは、独自の発想力で解決策を見いだせるからだと思います。

失敗や後悔をしたくない

決断に時間がかかるのは「失敗や後悔をしたくない」という気持ちが根幹にあるからです。

「石橋を叩きすぎて渡れない」のが大きな特徴ではないでしょうか。

誤った選択をしてしまい、後で後悔するのが「一番嫌なパターン」ですよね!

かりひめ
かりひめ

あの時、何でこうしなかったんだろう?とずーっと考えてしまいます…

それなら始めから納得のいく選択をしたい!と考えるので、なかなか決断できないのです。

利得よりも「失敗や損をすること」に目が向くので、「本当にこれでいいのか?」と何度も疑って本質を深く追求しようとします。

その結果、ミスが少なく重大な事態になるのを防ぐことができるのです。

目立ちたくない

慎重な人は周囲との調和を大切にしています。

表立って意見を主張するなど目立つことはしたくないですし、そもそも注目されるのが苦手です。

人に迷惑をかけたり嫌な思いをさせたくないので、周りがどう思っているのか、何を考えているのかを普段の何気ない会話の中で分析しています。

かりひめ
かりひめ

まずその人が何をされたら嫌なのかを観察しています。相手の嫌なポイントを把握しておけば誤解されたり衝突しなくてすみますよね。

「他人の目を気にするってことは人から良く思われたいの?」と言われることがありますが、そうではありません。

たとえ正論だったとしても、相手が嫌がる事を言って揉めたり言い争ったりしても何の解決にもならないですし、無駄な労力だと考えているからです。

相手を一旦受け入れなければ相手を理解することはできないので、空気を読む力や共感力が高いといえます。

まとめ

慎重な人の特徴を「強み」に置き換えてまとめてみました。

  • リスクに対する不安が強い→想定外の事態にも対応できる
  • 心配性、神経質→観察力があり注意深い
  • 過去の失敗をいつまでも引きずる→学習力、分析力がある
  • 突発的な事態に弱い→準備を怠らない
  • 考えてから動く→計画性がある
  • 物事を一人で抱え込んでしまう→責任感が強い
  • 優柔不断→正確な判断ができて人から信頼される
  • ありもしない事を考えてしまう→発想力で解決策を見いだせる
  • 失敗や後悔をしたくない→物事の本質を深く追求できる
  • 目立ちたくない→空気を読む力、共感力が高い

「慎重さ」はネガティブに捉えがちですが、良い面もたくさんあると思います。

言葉は表裏一体なので、ポジティブな言葉に言い換えただけで「長所」になりますよね。

かりひめ
かりひめ

ただ都合の良いように言い換えただけじゃん!って言わないでくださいね。

何事も前向きに捉えるようにすると「私できるかも?」って思えるようになりますよ。

はじめからポジティブに考えられない・・・その気持ちはとても良くわかります。

ネガティブな感情が出てきた時に、一度立ち止まって「ポジティブな言葉」に変換してみてください。

こんなにたくさん「長所」があるのですから、自信を持って大丈夫です!

自分に自信を持つことができれば、一歩前に進むことは難しくないはずです。

自分の「長所」に目を向けて、自己肯定感を高めて行きましょう!