ネガティブ思考の人は「でも、だって、どうせ⋯」が口癖になっているので、なかなか行動に移せない人が多いのではないでしょうか。
ちょっとしたミスでも自分を全部否定して、ダメな人間だと思ってしまいます。
物事をマイナスに捉えるのではなく、できた事に目を向けると前向きな気持ちになれます。
前向きになるためには、日常生活の中で小さな成功体験をすることが重要です。
この記事では小さな成功体験を積むためのおすすめの習慣について解説していきます。
- 小さな成功体験を積むと前向きになれる
- 成功体験を積むためのおすすめの習慣
- 自信がつくと行動できるようになる(まとめ)
小さな成功体験を積むと前向きになれる
日常生活での成功体験
朝のルーティンを決める
仕事行きたくない、家事やりたくない⋯朝から気分を上げるのは難しいですよね。
朝からバタバタ、イライラしながら家事や身支度をしている人もいるのではないでしょうか。
深呼吸をする、白湯を飲むなど、自分の気持ちが落ち着くことをやってみてください。
気分爽快!とまではいかないかもしれませんが、不安やどんよりした気分を少し和らげることができます。
こちらのブログもぜひご覧ください:朝活のメリット

私は休日の朝、起きてすぐに30分ほど家の周りを散歩しています。
週1のルーティンですが、気持ちがスッキリするのでおすすめです。
片付けは1箇所だけにする
普段よく使うリビングやキッチンは物であふれて散らかりやすい場所ですよね。
我が家も自分だけでなく、家族が置きっぱなしにした本や洋服、タオルなど、いちいち片付けるのが面倒になって放置されていたりします。
物を減らすのが一番良いのですが、とりあえず片付けなければ⋯と思うと重い腰が上がりません。
今日はリビングの机の上だけを片付けるなど、作業範囲を1箇所だけに限定してみてください。
1箇所だけでもキレイになるとすぐに達成感が味わえるので、次の行動に繋げやすくなります。
料理は手抜きに見えない工夫をする
平日は仕事から帰ってスーパーに寄り、家に帰って家事をしながらご飯の用意をして⋯
時間に追われながら、急いで夜ご飯の支度をしている人も多いのではないでしょうか。
一方で、いつも買ってきたお惣菜ばかりで家族に申し訳ない、と罪悪感を抱くこともあると思います。
一食に作るのは1品だけ、たとえばメインの肉をフライパンで焼いて、買ってきたお惣菜を添えるだけなら手間も時間もかかりません。
お皿も大きめの平皿1枚に全部乗せてしまえば洗い物も減らせます。
仕切り付きの平皿があれば、副菜、メインと分けて盛り付けできるのでおすすめです。
盛り付けで手抜きに見えない工夫をするだけで、満足感のある食卓に変わります。
自分に自信を持つための成功体験
人間関係編
相手の反応を気にしすぎない
ネガティブ思考の人は相手の反応を気にしすぎる傾向にあります。
メールの返事が来ないと嫌われたのかな?と心配になってしまいます。
ネガティブな考えが頭に浮かんだ後に、ただ忙しいだけ、調子が悪いのかもとポジティブな理由も一緒に考えてみてください。
ネガティブとポジティブの両方の理由を並べて考えてみると、大半は自分の思い込みだったな、と気付くことができます。
やんわりと断る
頼まれごとがあったりお誘いがあったとき、断りたいけど断れない、断り方が分からない人もいるのではないでしょうか。
断れずに引き受けてしまうと自分に無理がかかってストレスを抱えてしまいますし、相手も嫌だったのなら言ってくれたらいいのに、とお互い嫌な気持ちになってしまいます。
お誘いを断る時は、今日は無理だけど、別の日なら大丈夫、と代替案を出してみたり、感謝の気持ちを伝えると相手に丁寧な印象を与えるので、信頼関係を築くことができます。
やんわり断ることは、自分を守りながら相手との関係を大切にできるので、人間関係への自信につながります。
気軽にありがとうを伝える
「ありがとう」と言えるのは相手が自分に何かをしてくれたからです。
どうでもいいと思われていたら、相手は助けてくれないでしょう。
支えてくれる存在がいるというのは、とてもありがたいことです。
小さなことでもいいので普段から「ありがとう」の言葉を発するようにしてみてください。
感謝を口にすると助けてもらえたことに意識が向くので、前向きな気持ちになれます。
美容編
ハリのある肌を保つ
40代女性はもう齢だから、何をしても無駄だから⋯と美容に対して諦めている人が多いのではないでしょうか。
スキンケアは単にお手入れをするだけでなく、自分をいたわることにもつながります。
化粧水をいつもより丁寧に、肌を刺激しないように優しく顔を包み込むように塗ってみてください。
高価なものをチビチビ使うより、お手頃な値段の化粧水を惜しみなく使う方が効果が出るので満足度が高まります。
丁寧なスキンケアは、自分を大切にする時間になるので心が満たされます。
髪にツヤを出す
40代になると、白髪が増えたり髪が細くなって老けてみえるのが気になりますよね。
髪のツヤを出すことで、見た目の印象が変わります。
香りの良いヘアオイルを使うと、香りで癒やされてツヤ感も出るのでおすすめです。
どうせやっても無駄だから、とネガティブに考えるのではなく、「自分を心地よくするため」と捉えると毎日のお手入れが楽しくなります。
仕事編
小さな仕事から始める
朝一の仕事や月曜日など、どうしてもやる気が出ない日もありますよね。
そんな時は小さな仕事から取り組んでみてください。
メールを送信する、ファイリングをする、入力をするなど、単調かつ無心でできる事から始めると、短時間で達成感を得られます。
普段後回しになっている小さな仕事が片付くので、気持ちに余裕が出てきます。
頭のウォーミングアップをしてから考える仕事に入ると、面倒な仕事もスムーズに行うことができます。
丁寧さを強みにする
書類を提出する時やメールを送信する時に、必要以上に何度も確認して時間がかかる人も多いのではないでしょうか。
私は間違いがある時は、どこか違和感を感じることが多いです。
よく確認してみると間違いに気付いて事前にミスを防ぐことができた、という経験が何度もあります。
丁寧な仕事は時間がかかります。
それは決して仕事が遅いからではなく、確認作業に時間を使っているからです。
ミスが起こってから訂正してお詫びするより、丁寧に仕事をして間違いのない仕事をする方が、人から信頼されやすくなります。

丁寧さは「強み」になる!と自信を持って仕事を進めてくださいね。
相手の気持ちに寄り添う
ネガティブ思考の人は、こんな事を言ったら相手にどう思われるだろう?と考えがちです。
裏を返せば相手に寄り添う力があるということになります。
ちょっとした変化にも気付くので、さりげなく声をかけたりサポートすると周りから信頼されて、人の役に立てた自分に自信を持つことができます。
休日での成功体験
趣味は楽しむことを目標にする
せっかく自分の時間を作ろうと趣味を始めても、時間がなくてレッスンに行けなかったり、うまくできなくて諦めてしまうことはないでしょうか。
趣味は仕事と違って、いつでも止められるのがメリットですが、趣味を始めて2〜3ヶ月経つといろんな壁にぶち当たって止めようかな⋯と思ったりする事もあると思います。
行けないから、できないから止める、ではなくて、やっていて楽しいかを基準にしてみてください。
うまくできなかったとしても、「楽しい」と感じているなら続ける意味があります。
楽しむことで心が満たされるので、趣味で自分なりのストレス解消法を見つけてくださいね。
やりたい事を1つだけ決める
休日になると急に力が抜けてしまい、だらだらと1日を過ごしてしまった経験はないでしょうか。
せっかくの休みなのに時間を無駄にしたようで罪悪感を感じる人もいると思います。
どんな事でも良いので、休日に「やりたい事」を1つだけ決めてみてください。
料理の作り置きをする、カーテンを洗う、前から気になっていたカフェに行く、など週末の目標を立てるのです。
やりたい事が1つできた事で達成感を味わえるので、充実した休日を過ごせます。
何もしない時間を作る
何もしない、と言い切ってしまうと語弊があるかもしれませんが、だらだら過ごすのではなく、「自分のための何もしない時間」を作るのもおすすめです。
コーヒーを飲みながらぼーっとする、好きな音楽を聴く、または本を読んだり、写真を眺めたり⋯
普段抱えている悩みや不安を一度横に置いておいて、頭の中を空っぽにしてゆったりとした時間を過ごしてみてください。
自分のために時間を使っていると、自分の内面と向き合うことができるので、悩みから解放されて前向きな気持ちを取り戻すことにもつながります。
まとめ
小さな成功体験を積むための習慣についてまとめました。
- 朝のルーティンを決める
- 片付けは1箇所だけにする
- 料理の盛り付けを工夫をする
- ネガティブな思い込みを止める
- やんわりと断る
- ありがとうを伝える
- 肌と髪のお手入れを丁寧にする
- 小さな仕事から始める
- 丁寧さを強みにする
- 相手の気持ちに寄り添う
- 趣味は楽しむ事を目標にする
- 休日にやりたいことを1つだけ決める
- 何もしない時間を作る
日々の中で小さな成功体験を積むことで、私にもできると自信をつけることができます。
自信がついてくれば次への目標に向けて、前向きに取り組めるようになります。
ときにはネガティブ思考になることもあると思います。
それでも私は前に進もうと思えるようになれたら、どんな困難があっても乗り越えられるはずです。
まずは無理なくできることから、一歩前に踏み出してみませんか。
 
       
       
       
       
  
  
  
  